新年会2011。
風邪をひいて延期してしまったが、年始より都合がつく人が多かったので返ってたくさんの顔を見ることができた。人が多く集まると最初は個々の色や匂いがくっきりしているのに、少し時間が経つとそれら全部がだんだん溶け合ってその場の空気が同調していく。まぁ、単純に部屋が鍋の匂いに包まれ赤ら顔だらけになるってだけのことなんだけど。
オレはそれを見るのが好きだ。

がんちゃんはやっと引越すらしい。やっと。

かなこは今年は麻雀と野球をしたいとくにキャッチボールをしたいと言うので、バッティングセンターで打たずにキャッチするよう勧められていた。それじゃあキャッチボールにはならない!と憤慨したものの、みんなに無視されていた。

山梨の鉄ヤローは昨年のB1グランプリに輝いた甲府の鳥もつ煮を持って来てくれた。
さすがチャンピョンは美味しかった。でも中に入っていた「きんかん」が卵巣でもなく睾丸でもなく何かわからないオレたち無知ヤローたち。あとで調べてみたら、卵が産まれる前の黄身だけのものなんだって、きんかん!
つよキングと鉄とか錆びとかについて語り合ったり、二人で植物の写真集をいやらしく眺めたりして、鉄・植物会議していた。

石垣島の魚ヤロー・ミナガワくんはもり一本で漁師をしている。海の中は宇宙だと言ってた。ほんとうにそうだと思う。石垣島へ行ったらぜひお世話してもらおうと思った。

キーヤは相変わらずだ。酔っ払うと台所に立ちたくなるいつもの癖が出て、かぶの葉を
細かく刻んでまたいつものように自分の指も刻んでいた。かぶの葉は塩もみされて漬物として出されたが、出汁がキーヤの血液なので誰も手をつけなかった。

タックはキーヤの面白ショットを撮りたくてしつこくシャッターを押していたが、そんな自分も夢中になりすぎて唇がいかりや長介みたいになっているところを次女チャンクに撮られていた。スキだらけな男だ。でもそんな次女チャンクもタックと同じ顔をしていたので、意地の悪いときの人間の表情ってあまり変わらないんだと思う。

なおちゃんは今回は保護者がいたので無防備に酔っ払っていた。本当にいい旦那さんを
持ったと思う。

くにさんは同い年なのに大人のお金の話をわかりやすくしてくれた。感心した。また、最近のスポーツセンターについても詳しく教えてくれてオレも次女チャンクも感心して週にどれくらい通っているの?と聞いたらニコニコしながら「年に2回!」と答えていた。

で、そうこうしているうちにキーヤは撃沈。毎度のことだ。
途中酔っ払い過ぎないようにと白湯を飲んだりもしていたけど、その熱湯を倒して次女チャンクにかけていたくらいだから手遅れだったのだと思う。正座のまま前に倒れこみそのまま寝てしまった。そして3時間くらい土下座スタイルで放置されていた。始めは「あれはお祈りをしているんだ」「なんて熱心な信者なんだ」とささやかれていたけど、最終的には「あれは実は祈っているのではなくお酒の神さまに懺悔をしている」ということで落ち着いた。期待を裏切らない女だ。

そしてオレは介抱した腹いせに、後日その「土下座スタイル」の画像をくまちゃんに送った。とても喜んでもらえた。そして朗報を得た。
みなさん、キーヤの写真集の出版は4月に決定しました!