ガンジス花火大会で最も大変な仕事は、前日や当日ではなく翌日にある。
とボクは思っている。

それが何かと言えば、レジャーシートの掃除だ。
まず我が家のスペース的にあのレジャーシート(12畳分あるからね)を
いっぺんに広げることが不可能でしょ。だからね、ちょっとずつ広げては掃除し
て畳んで、またちょっと広げて掃除してを繰り返すわけ。
シートの裏は河原の濡れた芝と土がたくさん付いていて、手当たり次第始めると
泣きを見るから、一度ほうきで掃いてから雑巾がけするという地味な作業でね。
過去12年の経験と工夫の積み重ねで今のところはこれが最良の方法だと思って
やっているわけよ。もちろんさらなる進歩求ム。

で、何よりもきついのはシートの表でね。
夜の手元も暗い河原だから多少の食べこぼしは仕方ないとして、問題は鼻を突く
猛烈なすえた匂い。酒。S・A・K・E。
エアコンのない暑い板の間で汗だくになってそれらを拭くの。
ひとり黙々と。
来年のために。

ただやっぱり思うの。
ボクの心が叫ぶのよ。
「あの人さえ、おとなしく座っていてくれたら」
「あの人さえ、酒をなぎ倒さなければ」
「あの人さえ、もう少し人間っぽくしてくれたら」
「ガンジスの流れ星なんて名前だけで終わった」
「っつーか、あいつはもはやモンスターだった」
「そうだ!あいつはモンスターだ!」
「あいつはモンスターだ!」
毎年花火の翌日にある「あの人はあの後どうなったのか」という問い合わせ。
今年ももちろん殺到した。
なので、ここでまとめてお答えしよう。

知らねーよ!
あんまりひどいもんだからポイッてさ!
今年は路上に捨ててきちゃったもんね〜!