三女ブロードウェイ。
オレが小学五年生の時に生まれた天才。
都会に生まれ歳の離れた二人の姉がいるという設定だけで、さぞかしナマイキな女になるだろうと誰もが予想していたが、ちがった。ナマイキではないし都会っ子のような洗練されたおしゃれさんでもない。どちらかというとわりと地味な女になったと思う。姉二人の数々のハデな失敗を見てどんどん地味になっていったのかもしれない。利口だ。
で、なぜか歌が上手い。
歌の上手い人なんて世の中には星の数ほどいるけど、三女ブロードウェイには独特の世界観がある。次女チャンクがウクレレに合わせてフラを踊ってもそこに三女ブロードウェイの歌が入るとたちまちブロードウェイのようになってしまう。決して華はないのにその場の人々はなぜか三女ブロードウェイに惹きつけられてしまい、終わったときにはみんなが「いいミュージカルだったね」と帰っていく。次女チャンクとしては当然ハワイアンな舞台にしたいのだから、完全なキャストミスだけどおもしろいから起用されている。
っていう地味な天才。今日は誕生日。
うちの天才をちやほやしてくれたみなさん、アリガトウゴザイマス