吉田バビンスキー編 『首神(くびしん)』

「たぶん脊髄炎」、ボクに付いた念願の病名だ。
なんらかの理由で脊髄が炎症している、という病気。
脊髄っていうのは、脳から出て腰の辺りまで伸びている背骨の中にある神経のことだ。
MRI画像で見るとそれはもう一目瞭然で、首(ちょうど喉ちんこの裏)に激しく燃え盛る
白い炎が写っていた。炎症っていうか炎上じゃん!というのが率直な感想だ。今までのMRI検査は首から下だったのでギリギリ写らなかったのだ。。
脊髄が大火事になっている原因は究明中で、「たぶん脊髄炎」以外にもいくつか候補は上がっていたけど、そういうのを考えるのはボクの仕事ではないし他の恐ろしい病名は嫌だったので、「たぶん脊髄炎」という名をありがたく頂戴した。

そしてボクは改めて白い炎に首神(くびしん)という名前を付けた。
名前を付けると愛着が湧くからね。
「首神さま、心を鎮めて!タタリ神なんかにならないで!」
もののけ姫ごっこなんかもできるしね。

つづく